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2013年はオペライヤー~ワーグナー「ワルキューレ」 [音楽]

2013年9月29日 日曜日


こんにちは。くーたろうです。
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先週は3連休でしたね!
ご主人さんは9月23日の結婚記念日にかこつけて、オペラ+びわ湖周辺プチ旅行を
楽しんできました。

今年はヴェルディ&ワーグナー の生誕200年。
ヴェルディは3月に「椿姫」を観たので、ワーグナーもぜひ!ということで
同じびわ湖ホールで「ワルキューレ」を観ることにしました。
それに、3月は満室で予約できなかった、ホール近くの温泉付きホテル
「琵琶湖ホテル」に宿泊することに。


9月22日、前回「椿姫」同様、ワークショップに参加するために朝8時に自宅を出発!
いざびわ湖ホールへ。

今回もバックステージツアーはありましたが、写真撮影禁止でした。残念。

ワークショップが終わったあとは、「なぎさのテラス」 イタリアンレストランの
「アンチョビ」にてランチ!
今回は事前に予約しておきました。
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2時開演。
ワーグナー作品はとにかく長い、ので、幕間にパノラマを楽しめてゆったりできるこのホールは
最高ですね。
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オペラの感想は長くなるので、さておき・・

終演(7時前!)後はお楽しみのホテル♪
7時半から予約していた鉄板焼レストランで記念日ディナーです。
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ホテル客室は、デラックスツインなのでゆったり快適でした。
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翌日はまず温泉で朝風呂を楽しんだ後、ビュッフェの朝食。
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チェックアウト後は、奥さんが乗ったことのなかったびわ湖遊覧船「ミシガン」で
「びわ湖周遊の旅」を楽しみました。
(ホテルとミシガンは系列会社の経営なので、ホテルで乗船券を購入すると
 2700円が2000円になり、ずいぶんおトクでした)
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ご主人さんにしては珍しく、朝早くから行動したので、下船後も時間はたっぷり。
帰りがてら、比叡山山頂にドライブしました。
奥さん、学生時代は比叡山ふもとに住んでいたのに一度も頂上に行ったことがなく、
この日初めての制覇!?
「延暦寺」ではなく「ガーデンテラス」に行きました。
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山頂からのパノラマも楽しみ、大満足のプチ旅行でした♪

さて、「ワルキューレ」。
初めて観るオペラには「予習」が必要ですが、今回は奥さんの合唱団仲間の方に教えて
いただき、「まんがでオペラ」 で予習しました!
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これはとても有効でした。
文章で読むだけだと、まず登場人物の名前が憶えられません・・
ブリュンヒルデ、ジークムント、ジークリンデ・・ ドイツ語の語感がないので、男女の区別も
つきません・・ これが、絵を伴って現れると一目瞭然ですね。
里中満智子 奥さんが子供時代に読んでいた懐かしい作風。今見ても優れた描写力ですね。
オペラ世界の表現にはぴったりの漫画です。

で、ストーリーはばっちり!でいざ本番。

簡単に感想を述べると、演奏は素晴らしかったけれど、演出が???でした。

歌手はまず、ヴォータン役のアメリカ人バリトン、グリア・グリムズレイ氏が、ルックスも
存在感も歌唱も素晴らしかった。この役はメトでも何回かやっているらしく、さすがでした。
(終演後、かっちゃん「ブラヴォー」デビューしました♪)
フリッカ役の加納悦子さんは演技もすごく達者で、2幕のヴォータンとの夫婦喧嘩?の
シーンは(「退屈」といわれることが多いようですが)、奥さんは嬉しくなってニヤニヤしながら
観てしまいました。

ジークムント&ジークリンデ はいずれも日本人で、歌唱は素晴らしいかったのですが、
前から4列目で観ていたご主人さんは、どうも見た目に左右されてしまい・・入って行きづらい
ものがありました。
オペラは視覚にも訴えるものなので、歌唱にのみ集中することもできず、このへんが観る方と
しては難しいですね。

ブリュンヒルデ役の エヴァ・ヨハンソン、力強いワーグナーのソプラノが素晴らしかった。
8人の妹役がみな日本人で黒髪なのに対し、ひとり金髪なのがすごく映えていました。
(サッカー日本代表の本田選手みたい?・・ちょっと違いますか  笑)

3幕、有名な「ワルキューレの騎行」が始まって・・ワクワクして最高に楽しかった!
それに被さるワルキューレンの「ホヨヨトーホー♪」という雄たけびがなんとも快感でした。
この作品には合唱はないんだー、と少々残念な気がしていましたが、ワルキューレン8人の
コーラスは迫力満点!これが合唱の代わり?だったんですね。
よくワーグナーの音楽は麻薬のようだ、といわれますが、それがわかりました。
(ホテルに着いてからも「ホヨヨトーホー♪」って歌ってたご主人さん・・ぷぷ)

はい、ここからは演出への悪口雑言です。
シーンが頻繁に変わりすぎる(音もなくスムーズ上下する暗幕スクリーンに頼りすぎ)、
「くどくど説明しすぎる」感、子役が下手くそでイライラ・・ 
英雄の魂を集めるワルキューレのはずなのに、ちぎれた死体を放り投げる品のなさ、
倒れているトネリコの木(あれは家の中に生えているのでは?)から抜いた剣はなぜか日本刀(ガクッ!)、
ジークムントの「ウォーターワールドですか??」な時代錯誤的コスチューム・・

アンケートに思いっきり不満を書こうかと思いましたが、終演後、演出家に対してかなりの
ブーイングが起きてきたので、これで溜飲を下げることができました。

しかし、演出はまずくても音楽だけで十分満足できる、オペラって不思議ですね。

奥さん的には、人間ドラマのイタリアオペラより、神話世界を描いたワーグナーの方が
オペラという超現実表現方法にはなじみやすく、入っていきやすい気がしました。

・・ということで、またワーグナー作品を観に行きたい、と思ってます。
ワグネリアン のできあがり??












タグ:オペラ 旅行
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