2013年はオペラ・イヤー~「椿姫」 [音楽]
3月17日 日曜日 晴れのちくもり
こんにちは。くーたろうです。
今日はすごくいい天気!陽気に誘われて
ご主人さんは保久良神社の梅林を見に行きました。(満開でした!)
梅林のことは次回up予定です・・・
さてさて今回は先週、「びわ湖ホール」でオペラ「椿姫」を♪観たことを書きますね。
先月初めに、神戸でピアノ伴奏の「蝶々夫人」を観て、改めてオペラの楽しさに目覚め、
さっそく本格オペラハウスでのオペラを観に行くことにしたのです。
びわ湖ホールは滋賀県なので、お家から遠い感じがしますが、車で高速を使って行ったら、
ドア・ツー・ドアでちょうど1時間!
電車+徒歩でシンフォニー・ホールに行ったりするのより逆に早く行ける感じです。
駐車場も完備されているので快適です。
琵琶湖を望む絶好のロケーション。
幕間にロビーに出ると琵琶湖のパノラマが広がっていて気持ちも背筋ものびのび。
ぜいたくな時間がすごせる素晴らしいホールです。
この日は本番前の10時よりワークショップがあったので、ちょっと朝早いけど8時過ぎに
お家を出て、参加してみました。
演出家アルフォンソ・アントニオッツィ氏による演出プランの解説と舞台見学。
舞台から客席を望む。内部ももちろん豪華なホールです。
セットの裏手に回って、大道具のみならず、こだわりの小道具を間近に見ることができたり、
4面舞台やオーケストラピットのしくみをスタッフの方に説明してもらったりと、有意義でした!
19世紀のお話のはずなのに、舞台の設えはコルビュジェの家具が置かれていたり、ピカソ風絵画が壁に掛けられていたり、と近代モダニズム風。
これは今回の演出プランで、時代設定を1960年代にした、とのこと。
大道具類はボローニャで使ったものをそのまま持ってきたそうですが、イタリアの近年の財政危機で芸術関係の予算も大幅に削減され、よって19世紀の邸宅のセットや衣装をそろえる資金が足りなかった、という事情があったそうです。
・・こんなことも、ワークショップに出ずに見ていたら、「なんで??」と思うだけだっただろうし、行ってて正解でした♪
「椿姫」は、ヴェルディの時代の「現代」の設定なので、それを思うとセットを現代風にアレンジしてもおかしくはないのかもしれないですね。
ワークショップが終了してから、本番まで時間があったので、敷地つづきの「渚のテラス」の
イタリアン・レストランでランチしました。
皆さん考えることは同じで、オペラ客の予約で店内は満席。
少し待ったら座れましたが、次回からは「要予約」ですね!
さて、いよいよ本番!
哀しく美しいアリアの旋律が緊張感あふれるオーケストラの演奏で呈示されます。
そして幕が開け、有名な「乾杯の歌」をはじめ、素晴らしい歌唱が繰り広げられました。
出だしは、座席の位置のせいか(3階席がかぶさった部分の2階席)、音がこもったように
聴こえていましたが、物語が進むにつれ、違和感はなくなりました。
ヴィオレッタ役の砂川涼子さんの声は透明感があり、コロラトゥーラ部分も素晴らしかった。
・・音楽の世界で、もっともプロと素人に歴然とした差があるのは声楽ではないかと奥さん
最近感じています・・
そして、アルフレード役の福井敬さん。今、日本で最高のテノールだと奥さんは思っています・・素晴らしい輝きのテノール・・で、でも、ちょっと太りすぎ?? 美青年役のためにも、もう少しスマートになってほしいな、と思いました(^^;)
ヴィオレッタ最期のシーンは、ちょっと変わった演出で、「こんなのもアリなんだ」で演劇的にも興味深かったです。
今年は、ヴェルディとワーグナーの生誕200年。
ご主人さんは、かなりオペラにはまりかけています。
7月には佐渡裕の「セビリャの理髪師」にも行く予定です。
(4月は 東京までN響のヴェルディ・レクイエム 聴きに行きます!)
楽しみだね!
では、では。
こんにちは。くーたろうです。
今日はすごくいい天気!陽気に誘われて
ご主人さんは保久良神社の梅林を見に行きました。(満開でした!)
梅林のことは次回up予定です・・・
さてさて今回は先週、「びわ湖ホール」でオペラ「椿姫」を♪観たことを書きますね。
先月初めに、神戸でピアノ伴奏の「蝶々夫人」を観て、改めてオペラの楽しさに目覚め、
さっそく本格オペラハウスでのオペラを観に行くことにしたのです。
びわ湖ホールは滋賀県なので、お家から遠い感じがしますが、車で高速を使って行ったら、
ドア・ツー・ドアでちょうど1時間!
電車+徒歩でシンフォニー・ホールに行ったりするのより逆に早く行ける感じです。
駐車場も完備されているので快適です。
琵琶湖を望む絶好のロケーション。
幕間にロビーに出ると琵琶湖のパノラマが広がっていて気持ちも背筋ものびのび。
ぜいたくな時間がすごせる素晴らしいホールです。
この日は本番前の10時よりワークショップがあったので、ちょっと朝早いけど8時過ぎに
お家を出て、参加してみました。
演出家アルフォンソ・アントニオッツィ氏による演出プランの解説と舞台見学。
舞台から客席を望む。内部ももちろん豪華なホールです。
セットの裏手に回って、大道具のみならず、こだわりの小道具を間近に見ることができたり、
4面舞台やオーケストラピットのしくみをスタッフの方に説明してもらったりと、有意義でした!
19世紀のお話のはずなのに、舞台の設えはコルビュジェの家具が置かれていたり、ピカソ風絵画が壁に掛けられていたり、と近代モダニズム風。
これは今回の演出プランで、時代設定を1960年代にした、とのこと。
大道具類はボローニャで使ったものをそのまま持ってきたそうですが、イタリアの近年の財政危機で芸術関係の予算も大幅に削減され、よって19世紀の邸宅のセットや衣装をそろえる資金が足りなかった、という事情があったそうです。
・・こんなことも、ワークショップに出ずに見ていたら、「なんで??」と思うだけだっただろうし、行ってて正解でした♪
「椿姫」は、ヴェルディの時代の「現代」の設定なので、それを思うとセットを現代風にアレンジしてもおかしくはないのかもしれないですね。
ワークショップが終了してから、本番まで時間があったので、敷地つづきの「渚のテラス」の
イタリアン・レストランでランチしました。
皆さん考えることは同じで、オペラ客の予約で店内は満席。
少し待ったら座れましたが、次回からは「要予約」ですね!
さて、いよいよ本番!
哀しく美しいアリアの旋律が緊張感あふれるオーケストラの演奏で呈示されます。
そして幕が開け、有名な「乾杯の歌」をはじめ、素晴らしい歌唱が繰り広げられました。
出だしは、座席の位置のせいか(3階席がかぶさった部分の2階席)、音がこもったように
聴こえていましたが、物語が進むにつれ、違和感はなくなりました。
ヴィオレッタ役の砂川涼子さんの声は透明感があり、コロラトゥーラ部分も素晴らしかった。
・・音楽の世界で、もっともプロと素人に歴然とした差があるのは声楽ではないかと奥さん
最近感じています・・
そして、アルフレード役の福井敬さん。今、日本で最高のテノールだと奥さんは思っています・・素晴らしい輝きのテノール・・で、でも、ちょっと太りすぎ?? 美青年役のためにも、もう少しスマートになってほしいな、と思いました(^^;)
ヴィオレッタ最期のシーンは、ちょっと変わった演出で、「こんなのもアリなんだ」で演劇的にも興味深かったです。
今年は、ヴェルディとワーグナーの生誕200年。
ご主人さんは、かなりオペラにはまりかけています。
7月には佐渡裕の「セビリャの理髪師」にも行く予定です。
(4月は 東京までN響のヴェルディ・レクイエム 聴きに行きます!)
楽しみだね!
では、では。
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